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❸スペイン夏キャンプ2024【7月第4週編】DAY 2




キャンプ2日目。先週と比べ、寒暖の差が大きく、日中は30度前後で日差しが強い一方、夜は12度ぐらいまで下がり、ひんやりと寒く感じるくらいです。


初日を終えて、だいぶ落ち着きを見せて来た参加者達。


午前の練習では、2011 - 12年生まれグループは、コンビネーションパス、4対4プラス1フリーマンのボールポゼッション、大きなゴールを20m間隔で置いてのシュートゲームなどを行いました。


一方の2010年生まれ以上のグループでは、ウォーミングアップの後、ロンド合戦、3つのグループに分かれてのポゼッション、反面を使っての6人1チームでのミニゲーム、最後は、シュート練習を行いました。


ポゼッションのトレーニングでは、普段から慣れているのか、巧みな捌きぶりを見せるユウジロウとタイチ。一方、シュートゲームでは、狭いエリアに多くの人数がいる中、シュートを打つ為には、ボールの置き所、素早く寄せる相手を巧みにかわす身のこなし、そしてもちろん、シュート力が求められます。ここでは、スペイン人少年達の迫力に、2人は乗り遅れている感がありました。


一方のお兄ちゃんグループでは、足の具合が心配されたユーシも練習に参加、無理の無いレベルでメニューに参加していました。ハルは、相変わらず先週とは別世界に戸惑いながらも、出来る事を懸命にやろうとしている姿が好印象です。お兄ちゃん達からも、「Bien HARU !!!(いいぞ!)」と声を掛けられていました。





午後のトレーニングでは、前半にキックの精度を競う遊び感覚のゲームが様々に行われた後、いざ、試合です。


お兄ちゃんグループでは、8分一本の試合を繰り返し、勝ち残り対決が行われました。そこでは、昨日一つも勝てなかったチーム・サン・マリノが4連勝と、遂に開花します。そこでは、痛みを感じながらも参加したユーシが1ゴール2アシストで、無理なプレーを避けながらも、勝利に貢献します。一方のハルも、奪われても、抜かれても、懸命に走って奮闘し、徐々にプレーの的確性が向上し、ボールを失わないシンプルなプレーを織り交ぜて、環境に適応していました。





一方、2011 - 14年生まれが集まってのミニEUROでは、昨日勝利した同士、ユウジロウとタイチ擁するイングラテッラと、小6のLucas、Calletano、小5のGorka、Pablo等を擁するオランダとの重要な一戦が行われました。試合は一進一退の攻防の展開が続きます。相手にはフィールドプレーヤーに中学生がいない。イングラテッラには、ユウジロウと高身長のJoelが中学生。負けるわけには行きません。何度かユウジロウから縦にスルーパスが出て、2トップの一角、2012年生まれのAlejandroが抜け出すも、相手の唯一の中学生、2010年生まれのGK、中国人とスペイン人のハーフ、巨漢Markが立ちはだかります。そんな中、ゴール前の混戦の中、Alejandroが押し込んで、イングラテッラが先制、遂に均衡が敗れます。このまま勝利と行きたかったチームでしたが、中盤でボールを失ってカウンターを受けると、最後尾のタイチが1対2の不利な状況に。そしてこのプレーをゴールに結びつけられてしまい、試合は1対1のドローとなりました。


この日は際立った働きを見せられなかった2人。ユウジロウは昨日の活躍でより警戒された事により、得点に繋がるプレーを封じられていました。ここからが、真価を問われる時です。試合後、2人を切れっ切れのドリブルで翻弄したPabloがまだ小5である事を知ると、「マジかよー」とユウジロウとタイチは驚いた様子でした。










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