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❷スペイン夏キャンプ2024【7月第4週編】DAY 1





さぁ、今日からキャンプのスタートです。最終週は50人程のグループで、今回は、2014年生まれの小4以下のグループ、2013年〜2011年生まれの小5、小6、中1グループ、そして、2010年生まれの中2から高校生の3つのグループに分かれてトレーニングをする事になりました。2011年生まれのユウジロウにとっては、3学年の最上学年となるだけに、言葉の問題で遠慮などせず、最初からバンバン積極的に、自らこのグループを引っ張るぐらいの姿勢で臨むように伝えました。そして、同じグループに入った2012年生まれのタイチは、「先週よりももっと良いプレーをして活躍したい!」と意気込みを語っていました。


一方、先週は2011年と2010年の2学年の最上位学年としてトレーニングをした2010年生まれのハルは、今週は最少学年として、お兄ちゃん達とプレーする事になりました。先週はフィジカルで何とかなっていた部分があったものの、今週はその真逆の立場になるだけに、全く異なるキャンプとなる事でしょう。楽しみです!


そして、2006年生まれのユーシは、高3として、お兄ちゃんグループの最上学年。彼にも、遠慮せず、グループを牽引する気持ちで取り組もうと鼓舞しました。


午前中、中堅組は2つのグループに分かれ、ユウジロウとタイチはAdriコーチの下、同じグループでトレーニングしました。9人を3人の3組に分かれてのポゼッション、コンビネーションメニューでは、トラップからのシュート、センターリングをゴール前で2対1の攻防、3対2の攻防などを連続して、切り替えを素早くしながら行いました。


一方のお兄ちゃん組では、リズム、スピードを切り替えながらのランニングを行った後、ダッシュを伴う3並べ、シュート練習を行った後、フリーマンを使ったサイドからの攻防を重視したミニゲームなどを行いました。








午後はチーム分けしてのミニ欧州選手権(ユーロ)2024の開催です!


8人ずつの3チームに分かれたお兄ちゃん組では、ユーシとハルが同じチーム・サン・マリノに所属する事になりました。10分一本でどんどん回す8人制大会では、サン・マリノは3試合を行い、いずれも負けを喫する結果となりました。ハルは先週とは打って変わり、小柄な体格の立場になる中で、素早く、迫力を持って寄せてくる相手に圧を感じ、苦労しながらも、時折思い切りの良いプレーを繰り出し、積極性を見せています。1度、同じチームでプレーするAlejandroコーチからの右サイドの大きなフィードを絶妙なトラップで納めたハルは、そのまま同部屋のモロッコ人Anusにピンポイントクロスを送り込むも、惜しくも外してしまう見せ場がありました。また、コーナーキックを体ごと突っ込んでゴールを決めたシーンはナイスでした!


一方のユーシは、前線のワイドのポジションで、堅実なプレーをこなしつつ、時折縦突破を試みるも、なかなか際立った仕事をする事が出来ません。練習後、「特別、抜きん出た選手はいないけど、結構皆んな上手い。日本では抜けてるなって場面でも、1対1でこっちでは止められる。あと、抜けたと思っても、粘りっこく来るし、服や腕を掴んで意地でも抜かせないという空気感がある。」と早くも洗礼を浴びた様子です。




さて、クジの結果、7人ずつ4チームに分かれた中堅組では、ユウジロウとタイチが同じイングラテッラ(イングランド)に所属する事になりました。この日唯一の試合は、チームエスパーニャ(スペイン)との対戦。ここには、先週から引き続き2012年生まれの左利きのドリブルシュートマシーン、Alvaroがいます。試合は両チーム共にチャンスを掴む中、効果的に得点を重ねたのはイングラテッラ。特にトップ下に入ったユウジロウは、1ゴール1アシストの活躍で、キャンプの好スタートを切る事に成功しました!


一方のタイチ。先週に引き続き、センターバックとして堅実なプレーを繰り出すも、自分達がボールを持っている時に、マークすべき相手のFWを見失ってしまい、簡単に裏を取られるシーンが散見されたのが気になりました。それがAlvaroクラスになると、逃さずゴールに繋げて来ます。試合中、集中して自分の仕事をやり抜くメンタリティーが、センターバックには特に求められます。


試合は接戦の末、3 - 2でイングラテッラが強敵相手に勝利しました!








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